https://www.sankei.com/article/20220218-OCFSPKQMVBPPJKSCNITVGB5U7E/
2022/2/18 11:25



北海道旭川市でいじめを受けた疑いがある中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が昨年2月に失踪し、その後凍死した状態で見つかった問題で、捜索時に関係機関で共有していた個人情報が外部に流出していたことが18日、関係者への取材で分かった。インターネットを通じ、個人間で情報が写った画像データがやりとりされていた。

流出したのは、広瀬さんの捜索に当たった「旭川地域SOSやまびこネットワーク」が使う連絡票。遺族の代理人弁護士に情報提供があり、もたらされた画像データを調べると、広瀬さんの住所や通っていた病院、母親の携帯電話の番号が読み取れた。

関連は不明だが、母親の携帯に非通知の着信が相次いだり、自宅に不審者が現れたりしているといい、弁護士は「遺族は大変なショックを受けており、深刻に受け止めている」とコメントした。