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毎日新聞 2022/2/18 18:47(最終更新 2/18 18:48) 291文字




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自民党の佐藤正久氏

 自民党の佐藤正久外交部会長は18日の党会合で、緊迫するウクライナ情勢を巡り「今日のウクライナを明日の台湾にしては絶対いけない」と述べ、強い態度でロシアの軍事侵攻を抑止するよう政府に求めた。台湾への軍事的圧力を強める中国に対し、誤ったメッセージになりかねないとの見方を示したものだ。

 佐藤氏は「今が外交交渉の正念場だ」と指摘。「力による現状変更は認められないとしっかり主張し、G7(主要7カ国)の会合、特に首脳会合をできるだけ早くセットするよう働きかけるべきだ」とした。また邦人退避に向けたチャーター機の手配など「万が一侵攻があった場合の準備も加速してほしい」と語った。【飼手勇介】