https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021900407
2022年02月19日16時19分




 【ワシントン時事】米ホワイトハウスのシン大統領副補佐官(国家安全保障担当)は18日の記者会見で、ロシアがウクライナに軍事侵攻した場合、同盟国と共に「ロシアへ強力な輸出規制を課す」と語った。半導体や人工知能(AI)などを主な標的とし、現代兵器に不可欠なハイテク製品の調達網を遮断する構えだ。
 先進7カ国(G7)はロシアに対する輸出規制と金融制裁を一斉に発動する方向で調整中。シン氏は、輸出規制の対象に量子コンピューターやロボット、極超音速技術も含まれるとの見方を示した。金融制裁では「ロシア最大の金融機関や国有企業」を対象にすると明言した。