https://www.sankei.com/article/20220219-YQJKQGYXIZNW3DQX7EVM2KQ22M/
2022/2/19 17:44


全国47都道府県議会のうち、女性議員の占める割合が10%に満たない議会が22府県に上ることが19日、昨年8月時点の内閣府の調査で分かった。20%を超えるのは東京都と京都府だけで、地方議会で女性参画が進んでいない現状が浮き彫りになった。

内閣府の調査によると、47都道府県議会の議員計2621人のうち女性は305人。トップの東京都議会は、定数127人のうち女性が41人(うち1人は昨年11月辞職)で32・3%。京都21・7%、神奈川18・3%と続く。最も低いのは1人の山梨で2・8%。2人なのは福井、香川、高知、佐賀、熊本、大分だった。 政党に候補者の男女比を均等にするよう促す「政治分野の男女共同参画推進法」が平成30年に施行。政府は統一地方選の候補者に占める女性割合を令和7年度までに35%とする目標を掲げている。