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2022年02月20日16時40分

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欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)=16日、フランス東部ストラスブール(EPA時事)




 【ブリュッセルAFP時事】欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は19日、ウクライナ情勢をめぐって声明を出し、「情報操作の激化」が進行していると警告した。「偽装された事案」が「軍事行動をエスカレートさせる口実として使われる恐れがある」と強い懸念を示した。


 ロシアの国営メディアは、ウクライナ東部のドネツク州やルガンスク州の親ロシア派支配地域に対する攻撃をウクライナ政府が計画しているなどと報じているが、ボレル氏は「根拠がない」と一蹴。一方で、親ロ派とウクライナ軍の間で停戦合意違反が急増しているとする欧州安保協力機構(OSCE)の指摘に懸念を表明した。