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2022年02月21日00時19分




 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は20日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、ウクライナ東部情勢に関し、ウクライナ側の挑発が緊張激化の原因だと主張した。ロシア大統領府が発表した。
 プーチン氏は会談で、北大西洋条約機構(NATO)加盟国による武器提供が、ウクライナ政府の軍事行動を後押ししていると批判。ウクライナ政府軍と対立する親ロシア派住民が「砲撃から逃れるため、ロシアに避難せざるを得なくなっている」と断じた。
 両首脳は事態打開に向け、ロシアとウクライナにフランスとドイツを交えた4カ国の枠組みで外交的解決を模索することでは一致。プーチン氏はロシアが求めるNATO不拡大要求などに対し、米欧が真剣に対応する必要があると改めて迫った。