ウクライナ情勢をめぐって、日本に駐在する10か国余りの大使などが24日、都内に集まり、ロシアがウクライナの主権を侵害する行動を続けているなどとして、ウクライナへの支持を訴えました。

これは、2008年にロシアによる軍事侵攻を受けたジョージアの在日大使館が、日本に駐在する各国の大使に呼びかけたものです。

24日は呼びかけに応じた13か国の大使や大使館関係者が都内に集まり、ロシアがウクライナの主権を侵害する行動を続けているなどとしてロシアを非難しました。

そのうえで、参加者はウクライナの国旗が印刷された紙を持って、ウクライナへの支持を訴えました。

参加したウクライナのセルギー・コルスンスキー大使は「ウクライナの人たちにも、多くの国が私たちを支持していることを知ってほしい」と話していました。

呼びかけを行ったジョージアのティムラズ・レジャバ大使は「私たちも同じようなことを2008年に経験している。領土や主権を脅かしてはいけない。ウクライナを支持するとともに、平和が戻ることを願う」と話していました。

NHK 2022年2月24日 11時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220224/k10013498731000.html