岐阜県警大垣署は25日、養老鉄道大垣駅（同県大垣市）で男に切りつけられたと被害を訴えていた大垣市大井4の同鉄道契約社員、氏原誠治容疑者（32）が虚偽の申告をしていたとして偽計業務妨害容疑で逮捕した。容疑を認めているという。


　逮捕容疑は14日午後1時ごろ、同駅構内で上司の駅員に「切りつけられた。犯人は逃げて行きました」などと虚偽の情報を伝え、駅員に利用者の誘導や警察への通報をさせて駅の業務を妨害したとしている。

　同署は氏原容疑者の申告に基づき捜査していたが、防犯カメラの解析や氏原容疑者への聞き取りから通報内容が虚偽である可能性が浮上し、追及していた。動機について調べを進める。【熊谷佐和子】

毎日新聞　2022/2/25 22:43
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