自民党の世耕弘成参院幹事長は6日のNHK番組で、日本の官民出資会社が権益を持つロシア極東サハリン沖の資源開発に関し、「ここへの依存度が高い(国内の)ガス会社があり、(撤退すれば)供給に支障が出る可能性がある。現実的に考えていくべきだ」と述べた。欧米の資源メジャーが相次いで撤退を発表する中、日本としては関与し続けるべきだとの認識を示した発言だ。

 世耕氏は「仮に日本が撤退すると(エネルギーを)のどから手が出るほどほしい中国などに安く取られてしまう」とも指摘した。

時事通信 2022年03月06日10時55分
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