韓国統計庁が17日に発表した2021年の婚姻・離婚統計によると、韓国の同年の婚姻件数は約19万3千件だった。前年より9・8%減り、1970年に統計を取り始めて以来、過去最低となった。先進国のなかでも異例の水準の「超少子化」がさらに進むとの見方が出ている。

 婚姻件数が減った理由について統計庁の担当者は、結婚適齢期とされる30代の人口が減ったことや、未婚の男女の価値観の変化を挙げた。そのうえで「新型コロナウイルスの影響で、結婚しようと考えている人が延期をする例が相次いだことも響いた」と語った。

 韓国の21年の合計特殊出生…(以下有料版で,残り185文字)

朝日新聞 2022年3月17日 18時02分
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