LINEで住民票交付、認めず サービス提供会社が敗訴
13時41分共同通信

https://www.47news.jp/news/8666969.html

 LINEで送られた顔写真で本人確認し、住民票を交付するサービスを提供するIT関連会社「Bot Express」(東京都港区)が適法なサービスであることの確認を国に求めた訴訟の判決で、東京地裁(岡田幸人裁判長)は8日、請求を退けた。

 同社のサービスを巡っては、2020年4月に当時の高市早苗総務相が画像の改ざんなどを念頭に「セキュリティーの観点や法律上の問題がある」と指摘。総務省は現在も見解を維持している。

 訴状によると、同社はセキュリティー対策として、LINEで利用者の顔写真と身分証明書の顔写真を送らせ、同一人物かどうかをAIが判定する手法を採用している。