6日、名古屋市中区のホテルで20歳の女子大学生が遺体で見つかった事件で、愛知県警は、一緒にホテルに滞在していた男女3人を殺人の疑いで逮捕しました

名古屋市中区の繁華街にあるビジネスホテルで、20歳で大学生の女性が死亡していた事件。警察は8日までに、福島県に住む渡邉真由美容疑者(39)、自称・安城市の鈴木健太容疑者(48)、兵庫県姫路市の18歳の女子大生の3人を逮捕しました。

逮捕容疑は「殺人」です。現場ホテルの客室で、東海市に住む20歳の女子大学生を窒息させて殺害した疑いが持たれています

客室のベッドに仰向けで横たわっていた、女子大学生の遺体。捜査関係者によりますと、遺体には目立った外傷はなく、服を着た状態でしたが、顔にはビニール袋が被せられ、首元にはビニールテープが巻かれていたといいます。

司法解剖の結果、死因は「急性呼吸不全」で、ビニール袋を被ったことで呼吸ができなくなった可能性もあるとみられています。

女子大学生の母親は取材に対し「娘が亡くなったことは急なことで驚いています。(娘は)家出をしていたわけではありません。最後に会ったのは2~3日前で、その時の様子はいたって普通で、いつもと変わった感じはなかったです」と話しています。

5日から現場のホテルに2部屋を借りて滞在していた、女子大学生と逮捕された3人。警察は、一緒にいた3人が死亡した経緯を知っているとみて、任意で事情を聴いていましたが、殺害した疑いが強まり逮捕に踏み切りました。 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、女子大学生との関係や殺害に至った経緯を慎重に調べています。

12/8(木) 17:25配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f888ad0ef7decc66348e9f58fc9ca551cc1675cf