総務省は9日、9月に大規模な通信障害を起こした楽天モバイルを行政指導した。全国で約11万人の音声通話と、約130万人のデータ通信に支障が出たことを重く見ており、再発防止を強く求めた。

 楽天の障害は9月4日の午前11時20分から午後1時26分まで2時間6分にわたり発生。総務省は法令上の「重大な事故」に当たるとの認識を示し、利用者に対する同社の周知、広報の遅れも問題視した。

 通信業界ではトラブルが相次いでいる。KDDI(au)が7月に起こした障害は、延べ3千万人以上に影響が出た。8月にはNTT西日本のインターネット回線「フレッツ光」で大規模な障害が発生した。

共同

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