英国の歌手エルトン・ジョンさんが9日、ツイッターの利用をやめると表明した。自らのツイッターで投稿した。
理由について「最近のツイッターの規約変更により、誤情報がチェックされないまま拡散されることになる」と説明した。

 これに対し、ツイッターを買収した米起業家イーロン・マスク氏は、ジョンさんのツイート画像を共有した利用者に
「彼が言及する『誤情報』とは何のことだ」と返信。その後、ジョンさんの投稿に、「私はあなたの音楽が好きです。
戻ってきてほしい。特に懸念する誤情報はありますか」と応じた。

 マスク氏の買収後、ツイッターでは、有害投稿が急増するなどの混乱が続く。差別的発言などを理由に凍結された
アカウントが次々に復活しており、11月末には、新型コロナウイルスに関する偽情報対策の規約も撤回した。(加藤あず佐)

朝日新聞デジタル 2022年12月10日 16時50分
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