女芸人No.1決定戦「THE W 2022」が10日、日本テレビ系で放送された。女性芸人12組が頂点を競ったが、ネット上では、審査員に「優しすぎる」という声が上がった。

 審査員には、視聴者による国民投票のほか、マヂカルラブリー・野田クリスタル、友近、笑い飯・哲夫、アンガールズ田中卓志、麒麟・川島明、ドランクドラゴン・塚地武雅が名前を連ねた。

 対戦は12組が4組ずつ3ブロックに分かれ、「勝ち残りノックアウト方式」で行われるため、一組がネタを披露するたびに、審査員はどちらかに投票する。

 Bブロックでは、1番手に登場した天才ピアニストが、3組との対戦で全ての票を集める完全勝利で決勝に進出した。残酷なまでの圧勝劇だったが、コメントする審査員は、敗者に気遣う優しさを見せた。

 たとえば、爛々に対しては川島が「めちゃくちゃ僅差だと思う。天才ピアニストはネタが面白い。お二人は人間が面白い」、塚地は「爛々は、浸透したら無敵のグループになると思う」、田中は「爛々は今後が期待できる」と褒めることを忘れなかった。

 この審査に対して、ネットでは「審査員が優しすぎる!もっと厳しくていい!」「審査員たちのフォロー優しい」「審査員のみなさん優しいなー」「負けた方もみんな褒めてる」という声が。中には「もっと上沼さんみたいな人がほしい」と、M−1グランプリの審査で「嫌い」と辛らつに批判した上沼恵美子のような存在を求める声もあった。
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