2022-12-12 13:59

 2023年に放送される大河ドラマ『どうする家康』(1月8日スタート 毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の制作発表会見が12日、都内で行われ、徳川家康役の松本潤、瀬名役の有村架純、今川義元役の野村萬斎が出席した。

 今作が初大河となる松本は、誰もが知る偉人・徳川家康を演じる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。そして豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者(つわもの)たちと対峙し、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越えていく。

 会見前には報道陣向けに第1回「桶狭間でどうする」(初回15分拡大版)の試写会が実施された。松本は「皆さんに見ていただけて非常に安心しています。ようやくここまで来ました」と笑顔を見せ「放送まで約1ヶ月ありますが、多くの方に観ていただけるよう宣伝等々していきたい」と言葉に力を込めた。

 質疑応答では、劇中で披露した松本の“黄金の甲冑姿”が話題に。「着物、甲冑は普段触れないものなので着るだけで役に近づける」と話した松本は「これから生きるか死ぬかの戦いをするんだなと、あの甲冑の重さを感じることで背筋が伸びる。非常に重要な要素だと思います」と撮影秘話を明かした。

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