ロジャー・ウォーターズ、ロックダウン中にレコーディングしたEPをリリース
Published 2022/12/12 18:00 (GMT) BANG SHOWBIZ JAPANESE

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ロジャー・ウォーターズがEP『ザ・ロックダウン・セッションズ』をリリースした。ピンク・フロイドの創設メンバーで、1968年から83年までリードボーカリストの1人を務めたロジャー、先月には同バンドの1979年の曲『コンフォタブリー・ナム』の新バージョンを発表しており、今回2020年から22年までのロックダウン中に自宅でレコーディングした同バンドの曲やソロ曲のコレクションを解禁したかたちだ。

ちなみに『コンフォタブリー・ナム』の新バージョン『コンフォタブリー・ナム2022』はロジャーの今年の北米ソロツアー『ディス・イズ・ノット・ア・ドリル・ツアー』中にレコーディングされたものとなっている。

今回のEPには同バンドのアルバム『ザ・ウォール』から『マザー』、『ヴィーラ』、『ファイナル・カット』から『トゥー・サンズ・イン・ザ・サンセット』『ザ・ガンナーズ・ドリーム』が、ロジャーの1992年のソロアルバム『死滅遊戯』から『勇気ある撤退』が収録されている。

そんな新作についてロジャーは声明にこう綴っている。「私たちの『Us+Them Tour』は3年に及んだ。メインのショーを『コンフォタブリー・ナム』で終わらせた後、全公演でアンコールをやった。そのアンコール曲はいつも『マザー』だった。 なぜほかの曲をやり始めようと決めたのかは思い出せない。とにかく、ツアーが終わって、このアンコールで面白いアルバムが作れるかもってなったんだ。『ジ・アンコールズ』っていい響きだって!それから私はイングランドにいて、火曜日の夜にハマースミス・オデオンでエリック・クラプトンとジンジャー・ベイカーのトリビュートライブをしていたんだ。そして土曜日にはオーストラリアの大使館からパーラメント・スクエアまでのマーチに参加し、ジュリアン・アサンジのサポートのスピーチをやった。その後にコロナさ!2020年3月13日だった。ロックダウンだよ!『アンコールズ』のプロジェクトがたくさんあったというのにね」「このコレクション、愛のサークルを締めくくるのに最適なものとして、『コンフォタブリー・ナム』を入れたんだ」

そんなロジャーは来年ヨーロッパツアーをスタート、3月17日のリスボンを皮切りに全40公演、14か国を回る予定だ。

EP『ザ・ロックダウン・セッションズ』はrogerwaters.lnk.to/lockdown-sessionsを通し全主要プラットフォームで、ストリームとダウンロードが可能となっている。