札幌市が目指す2030年冬季五輪招致の支援議員連盟が15日、国会内で総会を開き
会長の橋本聖子参院議員は「従前のような大会の在り方を見つめ直し、抜本的に見直す必要がある」と
招致活動や大会運営の体制を再構築する必要性を訴えた。橋本氏は汚職、談合事件の捜査が続く
東京五輪・パラリンピックの組織委員会会長だった。

超党派の会合は、国際オリンピック委員会(IOC)が開催地決定を先送りしたことを受けて開かれた。
橋本氏は一連の事件に「心からおわび申し上げたい」と陳謝。札幌招致へ「より多くの国民にご理解いただくため
、具体的に何を改革しなければならないか議論が必要だ」と強調した。

自民党の麻生太郎副総裁は、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会での日本の活躍を引き合いに
「(スポーツは)極めて大きな元気を与えるし、日本が活性化する。少々金がかかっても札幌もやるべきだ」と述べた。

サンスポ 2022/12/15 20:07
https://www.sanspo.com/article/20221215-NJHQTCYJ5ZOYNKGRVWOVM33GW4/