侵攻発生から11カ月、爆撃が続くウクライナの首都キーウに再び行ってきた。深刻な電力不足の中でも主なホテルは正常に稼働していて驚いた。空襲直後に外部からの電力が断たれてもホテルの照明やテレビはつき、水道や暖房の供給も行われ続けた。ホテルの支配人になぜなのかを聞いたところ、「地下の機械室で稼働している韓国製の非常用発電機のおかげだ」という答えが返ってきた。
 このホテルが所有する大型ディーゼル発電機2台のうち1台が「メイド・イン・コリア」だ。ホテル側は「もう1台(中国製)と比べると信頼度・静かさ・燃費などですべての面で優れているので、追加導入を考えている」と語った。キーウで会ったキム・ヒョンテ駐ウクライナ大使も「韓国製発電機を手に入れたいという声は多い」と言った。口コミが広がり、病院・官庁・マンションなど、あちこちで韓国製発電機が活躍している。

 すぐに停電する状況が続く中でも、キーウ一帯の病院には毎日数十人もの負傷兵が運び込まれている。病院の手術室や重症者室を使うには安定した電力供給が不可欠だ。韓国製発電機がウクライナの兵士たちの命を救うのに一役買っていることになる。繰り返し発生する停電の中で、発電機は一日十数時間以上、絶えず水道や暖房用のポンプを動かすのに使われている。爆撃と酷寒の中でもキーウ市民が最低限の生活を続け、一筋の希望を見いだすのに大きな役割を果たしている。

 韓国がウクライナに命と希望を輸出しているとすれば、北朝鮮は逆にこれを奪うような行為をしていると言える。北朝鮮がロシアに武器を供給していることを昨年12月22日、米ホワイトハウスが公式に確認した。ウクライナ戦線で極悪非道な人権侵害をしているというロシアの傭兵(ようへい)集団「ワグナー・グループ」に銃弾・砲弾・ロケットなどを売り、今後も武器を送る予定だという。

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1/8(日) 17:48配信
朝鮮日報

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec6988cf33772c5b50c3f9f1bb4240e05880d1b