【バンコク=村松洋兵】タイ政府は中国の海外旅行規制の緩和を受けて、9日から新型コロナウイルス対策の入国規制を再強化する。中国人に限らず全ての外国人を対象に、ワクチン接種証明書の提示などを義務づける。従来は未接種でも入国できた。新たな規制の運用は不透明な部分があり、渡航予定者や航空会社に困惑が広がっている。

タイ民間航空局が7日までに航空各社に対して、9日から31日まで適用する入国規制を通達した。18歳以上はワクチン接種の完了を条件とする。必要な接種回数はワクチンの種類によって異なる。接種が未完了でも、感染から回復して180日以内であるか、接種できない医学的理由を示す医師の手紙があれば、入国を認める。一部の国からの渡航者には、感染時の治療費を賄える保険への加入も求める。

2023年1月8日 14:40
日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS080Y20Y3A100C2000000/