※登録:2023-01-09 08:59 修正:2023-01-09 10:01
ハンギョレ

「ボリビアのリチウム租鉱権確保」をめぐる論議

2012年、ボリビアのウユニ塩砂漠で重機がリチウムバッテリーの材料に用いられる塩化カリウムを採掘している/AP・聯合ニュース
 韓国のある中小企業が、130兆ウォン(約13兆7000億円)の価値があるボリビアのリチウム租鉱権(他人の鉱区で鉱物を採掘できる権利)を取得したと発表した。リチウムは二次電池の製造に用いられる重要な鉱物で、電気自動車(EV)の生産増加によって、ここ2~3年間で価格が急騰している。一部メディアが先を争ってこの内容を報道し、会社の株価は急騰した。

 ボリビア側はこれに対しすぐに強く否定した。事件はハプニングで終わると思われた。ところが、同企業は租鉱権の獲得は事実だと述べ、釈明を公示した。ボリビアのリチウム採堀権を保有し、この中小企業と租鉱権の取引を行ったという米国のエネルギー企業の会長の韓国メディアのインタビューまで加えた。投資家の間では、真実をめぐる攻防が繰り広げられた。その渦中に、同中小企業の大株主である代表は、資本市場法(資本市場および金融投資業に関する法律)違反の疑いで拘束された。

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租鉱権めぐる攻防にも、企業側は「だんまり」

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The Hankyoreh japan: 「韓国企業が14兆円契約」のはずが…「ボリビアのリチウムミステリー」の結末は?.
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/45584.html