近年、中国ゲーム業界の世界進出がめざましい。

 米調査会社センサータワー(SensorTower)によると、2022年11月の世界モバイルゲームパブリッシャー売上高ランキング上位100社のうち、中国からは43社がランクイン。
43社の売上高は総額20億7000万ドル(約2675億2680万円)に達した。中国勢のトップ3は、騰訊控股(テンセント、Tencent)傘下のゲーム開発会社、騰訊遊戯(テンセントゲームズ)と上海米哈遊網絡科技(miHoYo)、網易(NetEase)だった。

 中国のゲーム産業は2010年代から急成長を遂げたが、「中国発中国止まり」のゲームが多かった。
騰訊遊戯が2015年にリリースしたバトルゲーム「王者栄耀(Honor of Kings)」は、2021年までに100億ドル(1兆2924億円)の収入を上げるメガヒットとなり収益ランキングで世界一にも輝いたが、国内ユーザーが今も95%以上を占める。

 中国勢が本格的に世界進出を果たしたのが、米哈遊が2020年にリリースしたオープンワールド型アクションRPG「原神」だ。
大きな瞳の女性キャラや巨大ロボットなど、日本のアニメ・ゲームの要素を取り入れ、日本、米国、韓国などで大人気となった。
センサータワーによると世界累計売上高は40億ドル(約5169億円)を超えた。
このうち中国国内の売上高は34.6%の約14億ドル(約1809億円)で、海外の売り上げが上回った。


※全文はソース元で
東方新報/AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3447179?act=all
2023年1月16日 17:18