子どもをわざと驚かせたり怖がらせたりする動画を親がSNSに投稿することが中国で増えており、「虐待にあたるのではないか」と議論を呼んでいる。

 最近話題になったのは、子どもがペットにしていたカニを親が勝手にゆでてしまい、さらに子どもに食べさせる動画だ。父親が泣きじゃくる子どもに「食べるのか食べないのか?食べないならお父さんが食べるぞ!」と迫り、カニを食べた子どもに「味はどうだ」と聞いて、子どもが「おいしい」と答えている。動画が中国のSNS「微博(ウェイボー、Weibo)」にアップされると反響を呼び、「子どもがかわいそう」「教育上よくない」という批判も多かった。SNSでは同様に、ウサギやニワトリ、アヒル、魚などのペットを料理してしまう動画が投稿されている。

 中国のSNSでは以前から、「萌娃搞笑視頻(かわいい赤ちゃん・子どもの面白動画)」が人気ジャンルとなっている。小さな子どもの日常を撮影し、見る側がクスッとするような動画が中心だが、最近はその中に「虐待系」とでも言うような投稿が目立っている。


※全文はソース元で
東方新報/AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3447561?act=all
2023年1月18日 17:00