2023年1月20日 23時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230120/k10013955841000.html

今月、千葉県大網白里市のリサイクルショップで起きた強盗傷害事件で、容疑者の1人が警察に逮捕されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。容疑者は自衛官だということです。
所持していた携帯電話に残っていた情報をきっかけに東京 狛江市の事件が発覚していて、警察が関連を調べています。

ことしに入って関東各地で強盗傷害事件などが相次ぐ中、千葉県大網白里市では今月12日、リサイクルショップに3人組とみられるグループが押し入り、経営者の男性を殴るなどしてけがをさせたうえ、何もとらずに立ち去りました。

千葉県警察本部は強盗傷害事件として捜査していますが、これまでに3人と見られる実行犯グループの1人を強盗傷害の疑いで逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかりました。

逮捕されたのは事件の翌日で、容疑者は20代の男の現役自衛官だということです。


この自衛官が所持していた携帯電話を押収して調べた結果、19日、強盗殺人事件が起きた東京 狛江市の住宅に関する情報が残されていたということです。

これを受けて19日、警視庁に情報が提供され、千葉県警は「捜査で判明してすぐに提供した」としています。

警察は東京 狛江市の強盗殺人事件や関東で相次いだ一連の事件の関連について捜査しています。
千葉県大網白里市の強盗傷害事件で被害にあった被害者は「自分も殺されていたかもしれないと思うとぞっとします」と話しています。