02/12 13:07

 大阪メトロ堺筋線を走る地下鉄が、日本橋駅で90メートルを行きすぎて停車しました。直前に運転士が腹痛に気を取られ、ブレーキ操作を怠った事が原因とみられています。

 12日午前5時20分すぎ大阪メトロの堺筋線日本橋駅で、天神橋六丁目駅発、天下茶屋駅行きの8両編成の地下鉄が停止位置を90メートルをオーバーランしました。

 大阪メトロによりますと、この列車を運転していた48歳の男性運転士が、日本橋駅に到着する直前に腹痛を感じたことに気を取られ、ブレーキ操作を怠ったということです。

 列車は車掌が非常ブレーキをかけてとめました。

 運転士は「腹痛により回送列車と誤認し、ブレーキ操作をしなかった」と話しているということです。

 当時、列車には40人ほどの乗客が乗っていましたが、けが人はいませんでした。

 列車を停止位置にとめ直し、後続の列車も含め最大で8分遅れが生じ、計90人ほどの利用者に影響が出ました。

https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_18405.html