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【特集】 「生存バイアス」を有名にした統計学者のエイブラハム・ウォールドとは何者なのか? [朝一から閉店までφ★]
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0001朝一から閉店までφ ★ [ヌコ]
垢版 |
2023/02/20(月) 20:17:58.07ID:Y+25mpxI9
2023年02月19日 23時50分 メモ

https://gigazine.net/cdn-cgi/mirage/652afc51b3d276e902faae0dbfeda457ffad3fcc03f70f355285211d7b5d30ae/1280/https://i.gzn.jp/img/2023/02/19/abraham-wald/00_m.jpg

生存バイアスとは、何かしらの選択を行った人や物事のみを基準に判断することで、その選択を行わなかった人の場合を考えないバイアスのことです。
この生存バイアスを有名にしたエピソードの1つである「第2次世界大戦中の爆撃機の損傷」を検討した統計学者のエイブラハム・ウォールドについて、数学の歴史に関するエッセイサイト・Privatdozentが解説しています。

The Legend of Abraham Wald - by Jørgen Veisdal
https://www.privatdozent.co/p/the-legend-of-abraham-wald

ウォールドは、第二次世界大戦中、敵の射撃による爆撃機の損傷を最小限に抑える方法を検討していました。この時、海軍分析センターの研究者は「任務から戻った航空機で損傷が最も多かった場所の装甲を厚くするべきだ」と主張しました。

この時の損傷分布データとされるものが以下。赤い点が損傷のあった場所です。

https://gigazine.net/cdn-cgi/mirage/652afc51b3d276e902faae0dbfeda457ffad3fcc03f70f355285211d7b5d30ae/1280/https://i.gzn.jp/img/2023/02/19/abraham-wald/01_m.png

しかし、ウォールドは「海軍分析センターによる研究は任務から生還した航空機しか考慮していない」と指摘しました。上記の損傷分布データでは爆撃機のコックピット周辺・エンジン部分・両翼中央部分・胴体後方部分はまったく損傷を受けていないように見えます。
しかし、損傷分布データ自体は生還した航空機のみから得ていることから、「コックピット周辺・エンジン部分・両翼中央部分・胴体後方部分を損傷した戦闘機は生還できなかった」という可能性にも目を向ける必要があるというわけです。

このエピソードは「生存バイアス」の概念を大きく象徴するものとなり、ウォールドの名前もこの爆撃機の損傷分布データと共に語られることが多くあります。
しかし、Privatdozentは「確かにこの生存バイアスのエピソードは賢明なものではありますが、ウォールドの科学に対する重要な貢献とはほど遠いものです」と述べています。

ウォールドは1902年10月31日に、オーストリア=ハンガリー帝国の東部(現代のルーマニア)で生まれました。ウォールドの父親はユダヤ人の実業家で、ユダヤ教の戒律によって土曜日の授業に出ることができなかったため、
地元の学校に通うことができなかったそうです。しかし、家庭教師から授業を受けながら試験を受け、生地にあるバベシュ・ボヤイ大学数学部に進学。1927年にウォールドはウィーン大学の数学研究所に入学しました。

ウォールドはカール・メンガーの師事のもと、現代数学の父と呼ばれるダフィット・ヒルベルトが見直した幾何学公理を研究。ウォールドの研究結果は高く評価され、
ヒルベルトの著書にもウォールドによる証明が引用されています。ウォールドは1931年に博士号を取得してウィーン大学の大学院を卒業した後も、幾何学の研究を続けました。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://gigazine.net/news/20230219-abraham-wald/
0002名無しさん@お腹いっぱい。 [NL]
垢版 |
2023/02/20(月) 23:22:56.43ID:4JdfLiXx0
大戦中のエースは、意図的に爆撃機のコックピット狙ってたからな。
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