この戦争をごく単純にいい現わせばこうだ、
この戦争はウクライナが自らの身を削って西側の代わりにロシアと戦ってくれている戦争なんだと。
それ故に西側各国はロシアからの直接的な攻撃を受けることなく、ごく吞気に他所事として他国の戦争を毎日テレビで高みの見物していられるのであると。
だからこそ西側諸国はウクライナへの支援を例えそれが何であれ惜しんではならないのである。
もしあのままロシアが突っ走っていればその先にはポーランドがあり、さらには北欧を始めとするNATO諸国があっただろう。
今のプーチンのロシアは、ドイツ入植者への弾圧を口実にハンガリー進攻をし、それを契機にポーランドへと突っ走ったヒトラーのドイツの再来と見て間違いない。
もしそれを当時のイギリスのチェンバレンのように相手を信用して妥協してしまえば、いずれは自分たちに向かって来るということは歴史が示している。
ウクライナはまさに今現在自らの身を呈して唯一ロシアという侵略の津波の防波堤になってくりているのであり、
そこを超えられるのは何としてでも阻止せねばならないわけだ。