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【震災から12年】3月11日が来るたびに思い出す。震災後、営業再開した仙台の百貨店のある売り場で最初に売れたモノ [朝一から閉店までφ★]
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0001朝一から閉店までφ ★ [ヌコ]
垢版 |
2023/03/10(金) 22:40:05.31ID:60wPvzkw9
2023.03.10

今年もまた3月11日を迎えようとしている。あの東日本大震災から12年が過ぎた。

志沢直子





編集者としてできることはあったのか

12年前、2011年の3月当時、私は美容雑誌マキアの副編集長だった。
日々の業務に忙殺され、毎日が矢のように過ぎていく中での未曾有の出来事だった。
震災直後の筆舌に尽くしがたい状況についてはもはや多くは語らない。語る資格もない。

震災後、数日してすぐに感じたのは、マスコミの片隅にいながら何も役に立てないという歯がゆさと無力感だった。
テレビ、ラジオは刻一刻と移り変わる状況、情報を途切れることなく伝える。
週刊誌のグラビアは現地のリアルでシビアなシーンを切り取ってくる。

ネットメディアに至ってはその即時性のメリットを存分に発揮し、多くのものをインターネット上に掲げた。
SNSの波及効果も伴い、被災地のことだけでなく、その周辺の情報までも幅広く拾った。ずいぶんとデマも飛び交ったが、役に立つものも間違いなくネットを通して伝わっていった。

そこからさらに時間が少し経つと、救援物資、ボランティアなど、それぞれが出来ること、何が支援につながるのか、ということが話題になり始めた。
3月21日に仙台市内の書店に持ち込まれた1冊の「少年ジャンプ」を現地の子どもたちが回し読みしてボロボロになったという、わずかでも救いを感じさせる心温まる話も広まった。

では、自分は雑誌編集者としてどうすればいいのか。
報道もできない。
娯楽で元気を与えることもできない。
個人でできることはむしろある。金銭の寄付は間違いなく役立つ。

そのころ、SNS、特にTwitterは情報や連絡の伝達にいちばん重宝され、さまざまな企業が震災地にエイドしている内容がツイートされていた。
せめても、と、それをせっせと公式アカウントでRTした。

日本人は奥ゆかしい民族だから、支援やボランティア活動をアピールしない傾向があるね、と以前外国の方に言われたことを思い出し、だったら第三者の立場からアピールしよう、もっともっと広げよう、という、せめてもの思いだった。

仕事でご縁のあるクライアントに、そういったことで自分たちで伝えられることがあればなんでも共有してほしい、と頼んだ。

被災地では、お金や水や食料ももちろんだが、生理用品、紙おむつ、歯磨き、歯ブラシ、石鹸、シャンプーといった洗面・衛生用品が圧倒的に不足していると聞き、ある企業のPRに恐る恐る、それを支援してもらえないかと頼んでみた。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://shueisha.online/editors/113981?page=1
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