2023/03/24 15:26

 SNSを通して白血病について発信していたponず。さんが亡くなったことが分かった。29歳だった。

 ponず。さんは2022年10月19日、病気発覚から闘病についてツイート。2020年3月「急性リンパ性白血病」と診断され、抗がん剤治療などの化学療法を開始していた。
 2021年2月には、病気による症状や検査異常が消失した状態となり退院し、維持療法を続けながら社会復帰を果たしていた。
 しかし、2022年の1月「急性リンパ性白血病」が再発。当時の心境について、「一度治療の辛さを知っていた為、初発時よりも再発時のショックは大きかった。なによりまた家族と離れなくてはならない事が辛く悲しかった。」と明かしていた。
 5月には弟から骨髄移植を受けたことを告白し、その後も自身の症状や治療について発信していた。
 そして2023年3月23日、ponず。さんのツイッターに文書が投稿され、「息子を応援してくれた方々へ、ponず。父です。去る3月19日18時13分息子は天国へと旅立ちました。」とponず。さんが亡くなったことを公表。
 続けて「本当に長く辛い闘病生活でしたが最後の最後まで諦めず、病院の先生も家族もびっくりするくらい強く生き、病と闘ってくれました。息子が以前こちらでたくさんの方々が応援してくれている事を本当に嬉しそうに話してくれたあの顔を今でも思い出します。私も涙が出るほど嬉しかったです。」と明かした。
 そして病気と闘う姿を発信してきた息子に対して、「もう苦しまなくていいな。よく頑張ったよ。えらいな。生まれてきてくれてありがとうな。残された幼い娘、お嫁さん、そして私たち家族はまだ深い悲しみの中におり、心の傷はすぐには癒えませんが、息子はいつも私たちのそばにいてくれると信じてこれから強く楽しく生きていきます。」と綴った。
 この投稿にフォロワーからは、「いつも前向きで人間らしい彼に励ますどころか励まされていました。ご冥福をお祈りします。」「心強くもユーモアのあるツイートには闘病中も退院後も何度も励まされてきました。」「我々に勇気を与えてくださったこと、感謝しております。」など多くのコメントが寄せられた。(『ABEMA NEWS』より)

https://times.abema.tv/articles/-/10072648