緑地斜面の除草を専門とする岐阜県美濃加茂市の「ヤギさん除草隊」が13日、同市中部台の都市公園「さくら広場」で本年度の仕事始めをした。
満開の八重桜の下で懸命に雑草をはみ、緑地を整える姿が来園者を和ませた。

 除草経費を削減する社会実験として始まったのがきっかけで、今年で13年目。
ヤギによる除草に取り組む美濃加茂市の農業生産法人フルージックに市が事業を委託し、毎年春になると除草隊を結成。今年は公園や市有施設の周辺など計6カ所が対象で、11月末まで112日間出動する。

《中略》

ヤギの除草は、従来の除草経費を3分の2程度に抑え、雑草の焼却処分で排出される二酸化炭素も削減。
ヤギの糞尿は緑地の樹木の肥料にもなる。

環境に配慮して人手不足を補い、市民らの心を癒やすユニークな取り組みとして注目されている。

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岐阜新聞Web 2023年4月14日 08:04
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/219368