04月10日 17時53分

9日、大阪・平野区のスーパーで買い物客など4人が襲われて重軽傷を負った事件で、逮捕された容疑者が「ペグ」と呼ばれるテント用の金属製のくいを使って入店直後に客を襲ったとみられることがわかりました。
調べに対して「人を刺したことは知らないし、事実無根です」と供述し、容疑を否認しているということです。

9日午後6時半ごろ、平野区瓜破西のスーパーで買い物客など4人が次々に襲われ、85歳の女性が頭の骨を折る大けがをしたほか、40代から50代の客と店員の3人が重軽傷を負いました。
警察は住所不詳、無職の飯田雅史容疑者(56)が、「ペグ」と呼ばれるテント用の金属製のくいで、85歳の女性の頭を突き刺したとして殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、「ペグ」は長さが25センチメートルほどで、これまでに容疑者のカバンの中などから2本が押収されているということです。
その後の調べで、容疑者はスーパーに入店した直後にレジの近くにいた女性を襲ったとみられることがわかったということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。
調べに対して「人を刺したことは知らないし、事実無根です」と供述し、容疑を否認しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230410/2000072709.html