世の中には真偽不明な雑学が溢れています。先日、筆者が驚いたのは「人は一生の内に寝ているあいだにクモを10匹以上食べている」という説。口にクモが入り込み知らぬうちに食べてしまっている……という、気味が悪くもはや“都市伝説的”な雑学のように思うのですが本当なのでしょうか?

「嘘であってくれ!」と願いながら、クモの行動など研究するクモ博士・京都女子大学の中田兼介教授に話を聞きました。

そもそも、就寝中にクモが口の中に入り込む可能性はあるのでしょうか。これついて、中田兼介教授は「間違いに近い」としています。

「絶対に違うと言い切れないのは、人が口を開けて歩いていれば羽虫が入ってしまうこともあるように、クモも同様、たまたま入ってきたものを飲み込む可能性はゼロではないからです。逆に言うと、それくらいわずかな可能性しか無いということ。それに、人間の口内にみずから入るような習性はクモにはありません」(中田教授)

 さらに中田教授は「たとえ寝ているあいだといってもクモが口に入れば普通は気づくはずですよね」と言い切ります。この言葉にホッとした一方で、なぜこのような雑学が存在するのでしょうか?

《後略》

(取材・文=宮田智也 / 放送作家)

◾読めばクモのことを好きになるかもしれない!? 中田兼介教授の著書『クモのイト』
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ラジオ関西トピックス ラジトピ
2023/04/17
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