今春、架橋から25年を迎えた明石海峡大橋。実は橋が開通するまで、神戸と淡路島をつなぐ船で人気を集めた自動販売機があった。
販売されていたのは、魚のすり身を竹に巻いて焼き上げた「竹ちくわ」。
船旅のお供や土産として親しまれた。廃船後、自販機は大半が姿を消したが、今も島内で1台だけが当時の姿のまま現役で稼働している。(中村有沙)

 置かれているのは、兵庫県淡路市岩屋にある観光施設「淡路ハイウェイオアシス」の土産物売り場中央付近。年季が入った雰囲気が漂う。

 始まりは1990年。同市大磯と神戸市須磨区を結ぶ船で売店を運営していたフードサービスのユーアールエー(淡路市大磯、当時の社名は浦観光)が、竹ちくわ「たけやん」を商品化した。

「船上で売っているビールに合うつまみがほしい」という乗客の要望に加え、淡路島や徳島の名産竹ちくわのPRにつなげようと考案した。

《後略》

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神戸新聞NEXT|2023/05/08 05:30
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