2023年5月22日 20:22

水に関する研究をライフワークとする天皇陛下は22日、東京都内で災害時に物や人の運搬を可能とする川の施設を視察されました。

天皇陛下は22日午後、水面の高さが最高で3メートル違う荒川と中川を船が行き来できるようにするために1930年に造られた施設「旧小松川閘門(こうもん)」を視察されました。

続いてその後、2005年に造られた「荒川ロックゲート」を船に乗って視察されました。ここは大地震で道路が寸断した場合に、船を使った救援物資の運搬や被災者の救出活動に使われることが想定された設計になっています。

陛下は災害時に実際に使う船に乗って、水位の調整を体験し、自ら写真を撮りながら熱心に説明を聞かれました。

「いろいろと見ることができて良かった」と感想を述べられていたということです。

https://news.ntv.co.jp/category/society/c1b679c318a0442d81f8447ed7bb5f17