0001おっさん友の会 ★ [US]
2023/06/02(金) 15:20:13.80ID:537D2Qcw9「たかが、おねしょ」と考えるのは早計だ。夜尿症の子どもは幼稚園・保育園や小学校の生活でつらい思いをし、親も相当な
苦労やストレスを抱える。夜尿症の治療に詳しい医師は「時間がかかることがあっても、生活面の指導や服薬により改善できる」と話す。
◇小学1年クラスに3.5人
排尿(おしっこ)の仕組みは年齢とともに発達する。順天堂大学付属練馬病院の大友義之教授(小児科)はこう説明する。
0~2歳では反射的に排尿してしまうが、2~4歳では徐々に抑制できるようになり、親がうまく導けば昼間のお漏らしはなくなる。
4歳を過ぎると、夜間におねしょをしないようになる。
おねしょと夜尿症はどう違うのか? 日本夜尿症学会の診療ガイドラインによれば、「5歳以降で月1回以上のおねしょが3カ月以上
続く場合は夜尿症と診断され、治療が必要な場合がある」としている。5歳で15%、7歳では10%、15歳以上でも1~2%が夜尿症
だといわれる。小学校1年生のクラスだと、1クラスに約3.5人の夜尿症の子どもがいる計算になる。
◇男児に多い夜間尿漏れ
大友教授は「夜間の尿漏れは男児に多い。親のどちらかが夜尿症だと、発症率は6倍ほど高い。両親とも夜尿症だった場合は
11倍ほどの頻度になる」と指摘する。
小学6年生までおねしょをした経験がある父親が、受診を望む母親に反対することもあるという。
「うちの子はまだ小学校の低学年だ。何で病院に行かなければならないのか」
日本では、小学校低学年の夜尿症の子どもが多いとする発表もある。
◇3人の母が体験語る
「世界夜尿症ウィーク」(6月5~11日)を前に東京都内で開かれたセミナーで、子どもの夜尿症を経験した3人の母親が体験を語った。
12歳女児の母であるAさん。女児は幼稚園の頃に幼稚園のお泊まり保育の時に、おむつを隠して持って行った。本人も恥ずかしがったと言う。
Bさんの子どもは8歳男児。小学校に入る前もおねしょが続いていた。兄のおねしょは3歳くらいで終わっていた。子どもが同じような状態の
隣人が「夜尿症という病気がある」と教えてくれた。これが専門医を受診するきっかけになった。
Cさんの子どもは12歳男児。彼女はネット情報で夜尿症という病名を知った。小児科の医師が病院の専門医への紹介状を書いてくれた。
続きは時事メデイカル 2023/06/01 05:00
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