鳥取 2023.06.15 23:12

6月15日午後7時半頃、北朝鮮が弾道ミサイルとみられるものを少なくとも2発発射し、石川県の沖合に落下した推定されることを受け鳥取県は午後10時半から緊急の会議を開いた。

県に関連する船舶などへの被害や影響はなかったものの落下したとみられる地点から約27キロメートル付近で鳥取県のカニかご漁船が操業していて、着弾の危険性もあったことから鳥取県の平井知事は強く抗議した。

防衛省によると15日午後7時24分頃と午後7時36分頃、北朝鮮平壌近郊から弾道ミサイルとみられるものが発射されたという。

弾道ミサイルとみられるものは2発とも石川県輪島市の沖合、北北西約250キロメートルに落下したものと推定。

この付近は資源が豊富な漁場で落下したとみられる地点から約27キロメートル付近で鳥取県所属のベニズワイガニのカニかご漁船が操業していた。

鳥取県によるとこのカニかご漁船に乗っていた漁師が何かが落ちた大きな音を聞いたという。

平井知事は会議で「ベニズワイガニのカニかご漁船操業区域で着弾があったことは断じて許すことはできない。」と強く抗議した。

平井知事は漁船が安全操業できるように16日に国に緊急要請を行うとしている。

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