2023年6月23日 15:14 発信地:ニューデリー/インド [ インド アジア・オセアニア ]

【6月23日 AFP】インドの首都ニューデリーの五つ星ホテルに2年近く滞在していた男が無銭宿泊だったことが発覚し、警察が捜査を進めている。従業員に賄賂を渡して宿泊記録を改ざんしていたとみられる。地元メディアが22日、報じた。

 男は2019年5月30日、ホテル「ロージエート・ハウス(Roseate House)」に1泊の予定でチェックインした。しかし、21年1月22日まで滞在し、宿泊費7万ドル(約1000万円)を支払わずにチェックアウトした。宿泊日数は計603日に上った。

 主要紙インディアン・エクスプレス(Indian Express)は警察の話として「未払いを隠すため、記録が改ざんされた」と伝えた。

 ホテルの経営陣は、複数の従業員が賄賂を受け取り社内の会計システムを操作していたとみて、共謀、詐欺などの被害を警察に届け出た。

 ホテル関係者は、現時点でコメントを出していない。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3469511