ロシアの独立系メディア「バージニエ・イストーリー」は11日、ウクライナの攻撃により、占領下の南部ザポロジエ州ベルジャンスクでロシア軍の将官が戦死したと伝えた。公式確認されていないが、同州では将官(少将)が6月中旬に死亡したとされ、6月上旬の反転攻勢開始後では2人目とみられる。

 死亡したのは、南部軍管区(司令部ロシア南部ロストフナドヌー)のオレク・ツォコフ副司令官(中将)。昨年2月の侵攻開始から数えて将官戦死の情報が11人目となる中、同メディアは「(階級に職責を加味すると)ツォコフ氏が最高位の可能性がある」と指摘した。

時事通信 2023年07月12日07時32分
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