人手不足が深刻になる中、シニア人材の処遇を現役並みに改善する動きが出てきた。住友化学は2024年から60歳以上の社員の給与を倍増。村田製作所も24年4月以降、59歳以前の賃金体系を維持しながら定年を65歳に引き上げる。「人生100年時代」を迎え、労働市場で比重が高まる60代以上が意欲を持って働くシニア雇用の環境づくりが幅広い業種で広がりそうだ。

住友化学は24年4月から定年を60歳から段階的に引...(以下有料版で,残り1274文字)

朝日新聞 2023年7月16日 19:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0197L0R00C23A5000000/