朝日新聞が15、16日に実施した世論調査(電話)で、2021年10月の岸田内閣発足後、おおむね30%台で推移していた自民党の政党支持率が28%に減少し、無党派層が51%に増えた。同党の支持率が20%台になるのは20年6月調査以来。当時は新型コロナウイルスへの対応を巡り安倍内閣の支持率が下降傾向の時期だった。

 自民の支持率は特に女性で落ち込んでいる。前回6月調査では33%だったが、今回は24%に。男性では今回33%と前回から変化はなかった。

 次期衆院選の比例区投票先は、自民31%、維新17%、立憲11%、共産5%、公明、れいわ各4%などの順だった。自民は5月調査で36%、続く6月で32%となり、今回も数字は上向かなかった。統一地方選で伸長した維新は今回も引き続き勢いを保ち、野党第1党の立憲を上回った。

 また、次期衆院選で野党は候…(以下有料版で、残り385文字)

朝日新聞 2023/7/17 6:00
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