JR山手線が始発から運転を見合わせたトラブルは都心の通勤ラッシュを直撃した。信号の故障が車両基地に近い大崎駅で発生したため、車両を線路に出せなくなり復旧に時間を要した。設備の老朽化や自然災害といった輸送障害のリスクは高まっている。早期の復旧で影響を最小限にする取り組みが必要となる。

JR東日本が異常を認知したのは24日午前2時25分ごろ。大崎駅構内で制御する山手線の信号装置の不具合を知らせるメッ...(以下有料版で,残り640文字)

日本経済新聞 2023年7月24日 13:08 (2023年7月24日 13:23更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE241T40U3A720C2000000/