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2023/08/05(土) 09:22:22.68ID:V2h3ROZc94月の東京都江東区長選で初当選した木村弥生区長の陣営が選挙期間中にインターネットで有料広告を流していた問題で、木村区長は4日、区内で記者会見を開いた。支援者が単独で有料広告を掲載したと説明し、「私の監督不行き届きだった。ご心配をおかけしました」と謝罪した。
区長側の依頼で経緯を調査した笠原静夫弁護士によると、掲載した有料広告は「公職選挙法に抵触する可能性を否定しがたい」としつつ、区長の関与は否定した。
動画の再生回数は、約37万回だったと明らかにした。掲載料金は27万円と本紙に回答していたが、約14万円と訂正した。
弁護士によると、選挙前に支援者から動画を交流サイト（SNS）で掲載したいとの相談があり、区長は了承。選挙後の6月、公選法に抵触する恐れに気付いた支援者から区長に相談があったという。
問題の動画は選挙期間中、動画投稿サイト「ユーチューブ」に有料広告として掲載され、区長自ら出演。「木村やよいに投票してください」とのテロップ付きで投票を呼びかけていた。公選法では選挙期間中、選挙運動のために有料のネット広告を出すことを禁じている。
会見では主に笠原弁護士が説明し、木村区長は公務を理由に会見終盤に途中退席した。
元川崎市選管事務局長で「選挙制度実務研究会」の小島勇人代表理事は「陣営の行為であるならば、知らなかったでは済まされない。区長自身の道義的責任は免れないのではないか」と指摘した。（井上真典）
東京新聞 2023年8月5日 08時39分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/267954
