9/13(水) 13:40配信

ファイナンシャルフィールド

地方に住んでいる人の中には、いまだにゴミを畑で野焼きをしている場合もあるのではないでしょうか。昔から野焼きをしていたから問題ない、と考えている一方で、警察などに見つかったら逮捕されてしまうのか、気になる人もいるでしょう。

本記事では、野焼きが違法かどうか知りたい人に向けて、野焼きの違法性をはじめ、どのような罰則があるのか、野焼きが許可されるケースはあるのかなどを解説します。





野焼きは違法かどうか

そもそも「野焼き」とは、家庭や事業所などで出たゴミを法律で定められた基準を満たす焼却炉ではなく、畑や庭などの屋外で焼却処理をすることです。

野焼きをおこなうことで煙や悪臭が発生し、周辺の生活環境が悪くなるだけでなく、ダイオキシン類などの有害な物質が発生することで、人体への健康被害や大気汚染などの環境被害につながることが懸念されています。

また、野焼きは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条の2の規定」にも記載されているように、原則としては法律で禁止されている点に留意が必要です。
この法に違反し、野焼きをおこなった場合は「5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはこの両方が科せられる」ことがあるため、気を付けなくてはいけません。

野焼きをしていることが警察に見つかったとしてもすぐに逮捕されるわけではありませんが、任意の事情聴取をされたり、警察署への出頭を言い渡されたりする可能性もあります。
警察署への出頭を命じられたにもかかわらず、無視を続けると逮捕になる可能性も否めないため、そのような指示があれば従いましょう。




野焼きに該当しないケースとは

野焼きをする場合は注意が必要
https://news.yahoo.co.jp/articles/5962e81f2ce22b948e1d8eeca3710e75ace434cf