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2023/10/19(木) 12:06:37.61ID:Hc2A/7oW9岡山県が県民へのアンケート調査の事業費を削減しようと、コストがかかる「大型の封筒」に目を付け、2021年度から22年度にかけて「小型の封筒」に切り替えても回収率が変わらないかを検証しました。
2021年度の調査では、大型封筒と小型封筒それぞれでアンケートを発送。回収率の差は「－8.01％から＋0.97％」となり「小型封筒が大型封筒に劣っていないとは言い切れない」と結論付けました。
2022年度の再検証に向けては「小型化により郵便物に埋もれてしまう」「小型化により重要性が伝わらず開封してもらえない」という課題があると仮定。
再検証では小型封筒の色を「黄色」に変更して発送したところ、回収率の差は「－1.68％から＋7.30％」となり「黄色の小型封筒は大型封筒に劣らない」という結果を得ました。
この岡山県の検証は、統計データを利活用して行政施策の立案や行政サービスの改善に取り組んだとして、総務省が主催する「地方公共団体における統計データ利活用表彰」で、総務大臣賞に次ぐ「統計局長賞」を受賞しました。岡山県の受賞は初めてです。
岡山県は「『効果が変わらない』という検証を行うことは、 他分野でも応用可能で、庁内での横展開を進める」としています。
https://news.ksb.co.jp/article/15032098
