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2023/11/10(金) 23:38:30.71ID:YGEnUET69代理人の川人博弁護士らによると、女性は入団7年目。9月30日朝、宝塚市の自宅マンションの敷地で倒れて死亡しているのが見つかり、宝塚署は自殺の可能性が高いとみている。
女性は2023年度、研究科7年以下の劇団員で演じる「新人公演」で、下級生に対する責任者のリーダーになった。宙組には元々同期8人がいたが、退団や組替えなどで2人に減っていたという。
8月16日からは、9月29日の宙組本公演に向けた稽古が始まった。弁護士らがLINE(ライン)の記録などを調べたところ、亡くなる前の1カ月間の総労働時間は400時間を超え、時間外労働も国の精神障害の労災認定基準(160時間)を上回る277時間に達していたとした。
8月16日〜9月29日の間、休日は6日間しかなく、休日も準備に追われていたとし、弁護士は「過労の極みにあった。必要な措置を取らず、劇団に責任があるのは明確」と説明した。
また、女性は21年8月には上級生からヘアアイロンを額に押し当てられてやけどを負った。稽古中は複数の上級生に頻繁に呼び出され、「下級生の失敗はすべてあんたのせい」「マインドが足りない」などと怒号を浴びせられたとした。弁護士は「指導の範囲を逸脱したパワハラというべき言動が繰り返されていた。背景の一つに過剰な縦の関係がある」とも指摘した。
遺族はコメントを発表し「娘が何度も何度も真実を訴え、助けを求めたにもかかわらず、劇団は無視し、捏造隠蔽を繰り返した」と訴えた。
同歌劇団は外部の弁護士による調査チームを設置し、団員への聞き取りを行っている。遺族の弁護士の記者会見を受け、同歌劇団の広報担当者は10日、取材に「重大に受け止めており、ご遺族には誠実に対応したい」と話し、調査チームの報告を待ち、真摯に対応する考えを示した。
11/10(金) 20:20配信 神戸新聞NEXT
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7547f9dc8c74d8ca0dae23fe5a1021d1e9666e8