アイドルグループ「SPEED」元メンバーの今井絵理子参院議員が2日、自身のX(旧ツイッター)に「休日の学校部活動の地域移行」について長文で持論を述べた。しかし、寄せられたコメントは「フランスのレポートの提出はいつ?」などの内容が目立ち、依然として厳しい視線が向けられている。


 今井議員は、11月30日の参院文教科学委員会で自身が質問した内容について投稿。教員の負担解消などのために部活動の地域移行を進めた場合、生徒側の費用負担や地域の受け皿不足の課題があると、約1500字の長文で指摘した。

 しかし、コメント欄では「このポストくらいの文量でいいので、フランスの活動報告書を出していただけませんか?」「何をいくら呟こうが、結局フランス旅行の報告書は?って言われますよ笑」「どんな熱い文章も、フランスに遊びに行っただけという疑惑を否定することもなく報告書も出さないという一件で人は耳を貸さなくなります」などと、相変わらずフランス研修への批判が相次ぐ。

 このほか「教員が無償時間外違法労働させられてる問題については完全に無視だもんな…」「あなた、沖縄アクターズスクール通ってたやん?それが外部移行のイメージだよ?、って思うんだけどな」「国会議員の給与を半減させて、教育界に回したらどうですか?今井センセ」などと投稿内容に対する意見もある。

 激しく炎上した自民党女性局のフランス研修で、今井議員は7月末、自身のSNSに「無駄な外遊ではありません」「また追って活動報告します‼」と記していた。今月1日に発表された「2023ユーキャン新語・流行語大賞」では、元局長の松川るい参院議員にちなんだ「エッフェル姉さん」はトップテン受賞を逃してしまったが、まだまだSNSでは、ほとぼりが冷めていない。


12/2(土) 18:37配信 中日スポーツ
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