外来雑草の脅威と向き合う : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/ckscience/20240111-OYT8T50054/

2024/01/11 16:48

読売クオータリー2023秋号

POINT
■2023年に改正植物防疫法が施行されるまで、草(雑草)は外来の有害植物として定義されておらず、農地の外来雑草被害は、長年にわたり黙殺されていた。

■雑草を有害植物と認めていなかったため、水際の検疫が無く、侵入はフリーパス。被害阻止には初動が大事だが、注意喚起する全国的な警報システムもなかった。

■対策のもとになる日本全体の正確な侵入実態が調査されていない。米国に比べ除草剤の選択肢も乏しいうえ、外来雑草の専門家が決定的に不足している。

■今ある病害虫警報システムを雑草に援用する対策を第一歩として急ぎ確立すべきだ。行政・研究コミュニティー・市民の連携する総合的防除体制を築きたい。
                         
調査研究本部記者 佐藤良明

(略)

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