2024.01.13(Sat)

中将 タカノリ

1月1日に発生した能登半島地震では地震自体はもちろん火災も被害の大きな要因となった。

今、SNS上では災害時に少しでも火災の被害を防ぐため水栓レバーの交換を呼びかける意見が大きな注目を集めている。

「レバーを下げる→水が出る
    上げる→水が止まる

いまだにこのタイプを使ってるなら現仕様(逆のヤツ)に交換するだけで震災対策になります

地震発生→物が落ちる→レバーが下がる→水(湯)が出る→給湯器が着火→火事になる

阪神大震災以降、水栓レバーの仕様が統一されました」

と動画を交えて注意喚起するのはトイレ屋へっちゃんさん(@suidouya3Toilet)。


https://p.potaufeu.asahi.com/610d-p/picture/28086547/5ba8cb02cce4470e407a730e978c9374_640px.jpg
あなたの自宅のレバーは大丈夫ですか?


地震のはずみでレバーが下がり、給湯器が作動してしまうという恐ろしいこの現象。1980 年代からはレバーを上げて水を出すタイプの水栓が普及したがそれ以前はほとんどが下げて出すタイプ。古い家屋だとその率は特に高いようだ。

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「えー😱うちそれより数年あとに建てられて格ハウスメーカーが地震対策の強化を売りに出し始めた頃の家ですがレバーはキッチンも洗面所も下げると出るタイプが付いてます😱
水漏れは無いですがそろそろパッキンが劣化してきたので丸ごと交換したら良いですね👌🏻✨」
「阪神淡路大震災では御飯時に地震が発生したため火災の発生も多かったそうです。
しかし地震で物が落ちて多くの家庭で水が出しっ放しの状態となり水圧が不足し消火が難航、被害がさらに増えた経験を元にこのタイプのレバーに変更されたという話もあります。」
「補修部品の供給が終わって4年が過ぎました。『古すぎる製品』なので丸ごとお買い換え下さい。(TK231 1985〜1997年販売)」

など数々の驚きの声やさらなる情報が寄せられている。

トイレ屋へっちゃんさんにお話を聞いた。

https://yorozoonews.jp/article/15110264