中村勘太郎12歳、9日から4日ぶり歌舞伎座「猿若江戸の初櫓」復帰 3日間の休演で体調回復

松竹は9日、体調不良で6~8日の十八世中村勘三郎十三回忌追善「猿若祭二月大歌舞伎」(26日・千秋楽)夜の部「猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)」を休演していた歌舞伎俳優の中村勘太郎が、同日から復帰すると発表した。休演中は父の中村勘九郎が代役として猿若役を勤めていた。

江戸歌舞伎の発祥を華やかに描いた中村屋ゆかりの舞踊劇。寛永元年(1624年)、江戸中橋(現在の京橋、日本橋付近)の初代勘三郎が、江戸歌舞伎の発祥となる猿若座(後の中村座)を創設してから、今年でちょうど400年となる。勘太郎は勘九郎、前田愛夫妻の長男で現在12歳の中学1年生だ。
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