「ツイッター離れ」やイーロン・マスク批判では解決しない…SNSが「怒り」と「対立」を引き起こす“根本的”な原因 | 弁護士JPニュース
https://www.ben54.jp/news/983

ベンジャミン クリッツァー
2024年03月26日 10:38

2022年10月にイーロン・マスク氏が買収してから、「Twitter(現X)」は“劣化”したと言われ続けている。

差別発言やデマなどの監視がおろそかになり、収益化にともない「インプレッション稼ぎ」を狙うユーザーも増えたことから、「ヘイトスピーチやハラスメント、デマや偽情報が横行している」と問題視されている。

また、流行っているツイートに自動で返信する、「リプライゾンビ」とも呼ばれるボット(自動プログラム)のアカウントも目に見えて増加した。

マスク氏による買収に前後して、他のSNSにユーザーが移行する「ツイッター離れ」も目立つようになった。当初は分散型ソーシャルネットワークの「Mastodon」が注目され、その後はFacebookも運営するMeta社の「Threads」が話題となった。

現在、期待が寄せられているのは、Twitter社の共同創業者・元CEOのジャック・ドーシーが支援する分散型SNS「Bluesky」だ。

しかし、これらのサービスは本当にTwitterの代わりとなるのだろうか。ハラスメントやデマなどの問題は、マスク氏による買収やツイッターというサービスの特徴だけが原因なのだろうか。

ソーシャルメディアの問題に詳しい、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所の津田正太郎教授に、今回はSNSの問題に対する有益な視点について話を伺う。(後編/全2回)

※【前編】なぜ災害のたびに「迷惑ボランティア」が“批判”されるのか。日本にはびこる「冷笑主義」の正体
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(略)

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